American Vintage Magazine Route 66 Story 02
CandyStripe Contentsへ戻る
Route 66

ルート66って、なぜ看板だけで旅した気分になるの?

部屋の壁にひとつ飾るだけで、なぜか遠くのガソリンスタンドと 夕暮れのハイウェイが見えてくる。ルート66の看板には、 ちょっとしたロードムービー成分が入っているのです。

ルート66の看板とまっすぐ伸びる道路のイラスト
壁に掛けるだけで、脳内ではだいたい西へ向かっています。

アメリカン雑貨には、不思議なものがある。

ただの看板なのに、なぜか景色が見える。

ただの数字なのに、なぜか風が吹く。

そう。

ROUTE 66。

この文字を見るだけで、頭の中に古い車が走り出す。

しかもだいたい夕方。

そしてなぜか、助手席には紙コップのコーヒーがある。

誰が置いたのかは知らない。

でも、ある。


ルート66はアメリカの旅の記号

ルート66は、1926年に始まったアメリカの歴史的なハイウェイ。 シカゴから西へ向かい、ロサンゼルス方面へ伸びていた道として知られている。

その距離、およそ2,400マイル。

キロにすると、もう途中で計算をやめたくなる長さである。

地図で見ると一本の道。

でも実際には、ガソリンスタンド、モーテル、ダイナー、ネオンサイン、小さな町。

そういうものが連なってできた、アメリカの旅そのものみたいな存在だ。

公式な国道としては1985年に役目を終えた。

でも、そこで物語が終わらないのがルート66のずるいところ。

引退したあとに、むしろ伝説感が増している。

ベテラン俳優みたいだ。

なぜ看板だけで気分が出るのか

理由はたぶん、ルート66の看板が「目的地」ではなく「途中」を感じさせるからだ。

旅で一番楽しいのは、案外、到着した瞬間ではない。

まだ着いていない時間。

次の町まであと何マイルか分からない時間。

ガソリンは足りるのか、ハンバーガーはあるのか、トイレはどこなのか。

そういう、ちょっとした不安とワクワクが混ざった時間。

ルート66の看板は、その空気を一発で連れてくる。

壁に掛けられる、旅のスイッチ。

大げさに言えばそんな感じ。

少し大げさに言いました。

でも、だいたい合っている。

ブリキ看板との相性が良すぎる

ルート66モチーフは、紙のポスターでもいい。

Tシャツでもいい。

マグカップでもいい。

でも、ブリキ看板になると急にしっくりくる。

なぜか。

たぶん、ガレージっぽいから。

ガソリンスタンドっぽいから。

古いダイナーの壁に、しれっと掛かっていそうだから。

さらにエンボス加工で少し立体感があると、光が当たったときに表情が出る。

昼は雑貨。

夜はちょっとしたネオン気分。

電気はつかないのに、気持ちは光る。

便利な心である。

部屋に飾ると、そこだけアメリカになる

ルート66の看板は、飾る場所を選びそうで、意外と選ばない。

ガレージ。

玄関。

作業部屋。

キッチンの横。

本棚の上。

どこに置いても、そこだけ少しロードサイドになる。

もちろん、部屋全体をアメリカンダイナーにする必要はない。

むしろ、白い壁に一枚だけポンとあるくらいがいい。

急に全部やると、部屋が映画のセットになる。

それはそれで楽しい。

でも戻れなくなる。

最後に

ルート66は、ただの道路番号ではない。

アメリカの移動、車、ダイナー、モーテル、ガソリンスタンド、ネオン。

そういうものが全部混ざった、旅のアイコンだ。

だから看板ひとつでも、ちゃんと気分が出る。

壁に掛ける。

少し離れて眺める。

コーヒーを飲む。

そして思う。

「ちょっと西へ行きたいな。」

実際にはスーパーへ行くだけかもしれない。

でもいいのだ。

気分だけなら、いつでも出発できる。

Good Stuff Department

437ULG

今回の話のきっかけは、437ULGのルート66エンボス加工ブリキ看板。 部屋の壁に小さなロードムービーを掛けたい人は、こちらをどうぞ。

商品を見る